オリジナリティについて
- Jun SHIMAMURA
- 2025年1月17日
- 読了時間: 4分
2024から2025になったからといって何か特別なことはなく、
いつも通り淡々と前に進むことを繰り返してます。
Junです。
正月に公開した動画
実はこの動画の概要欄はちょっと時間とって書いてました。
内容は
2024年に作った未公開トリックをまとめておきました。 オリジナルトリックがメインです。 2024年は"オリジナリティ"について深く考える年でした。 というのも、自身のスタイルやトリックを真似してくれるプレイヤーが ありがたいことに非常に多く、自分が出ていない大会でも、自分のトリックは必ず誰かの構成に入ってる、という状態でした。 多くの人が真似してくれる反面、自身の作った技が誰かに真似された時点で、"オリジナリティ"はゼロになっているような感覚になります。 (練習し始めや、発展途上にある際は、誰かのトリックを真似することが非常に有効であり、憧れという感情は最も成長につながる要因の1つだと思っている上で、) トッププレイヤーと言っても良い人たちが、他人のトリックを堂々と舞台上で演技して、得点していくことに違和感を覚えています。 運よく、2000年のコマ世界チャンピオン、すなわち初代世界チャンピオンのJon Gatesと話す機会がありました。 そこで見出したのは、 結局のところ、オリジナルトリックは公開した時点で公共物へと変容します。 だがそれで良いのです。 真似した人間はただ真似しただけだが、我々は望めばいくらでもオリジナルトリックを作成できるのだから。 それでオリジナルトリックが作成できなくなる、何も思いつかなくなるのなら、そこまでのプレイヤーだったということです。 この概要欄まで読む人間は稀かと思いますが、見つけたプレイヤーは今一度、自分が将来的にどうなりたいのか、どうあれば自分は胸を張って演技をし、生きていけるのか、を少しでも考えるきっかけになればと思います。 2025年 元旦
といった内容でした。まんまコピペ。
ちょっと時間ができたのでこれに関してもう少し書こうかと思います。
大前提として、上記でも触れていますが、僕はある程度練習のモチベーションとして「憧れ」は非常に有効だと考えています。
練習し始めや、基礎(トリックリスト)の練習に行き詰まった時や、トリックリストをクリアして次に何を練習したら良いかわからない時、
憧れの技や、憧れの選手のトリック、動きを真似して練習してみるというのは良い選択です。
そしてこれは競技者向けです。
主にフリースタイルで勝ちたいという選手向けに書きます。
(こまは楽しむことが一番、楽しむためだけにやっている、という方向きではありません。)
その上で、オリジナリティというものを考えた際に、
誰かのトリックを練習し続けるだけでは、カーボンコピー、焼き増し、下位互換、になってしまうことは明白です。
オリジナリティはゼロの状態と言っても良いと思います。
将来的にどうなりたいか、から逆算して練習内容を決めることも重要です。
平たくいえば、早く誰かのコピーを止めて自分のスタイルを確立してください。
コピーでは本当の意味ではオリジナルに勝てません。
(これは順位の話ではなく、「勝つ」という言葉へのそれぞれの向き合い方によって意味は変わってきます。)
僕個人としては、自分のトリック以外を(誰かのシグネチャートリックを)舞台上でやることに、恥ずかしささえ覚えます。
ジャッジの面から言えば、オリジナリティは何も新技だけに見られるものではありません。
技と技の繋ぎ方、紐の捌き方、立ち振る舞い、音ハメへのアプローチ、など多岐にわたります。
演技の中で胸を張って「自分が考えだした」と言える部分を持っていると、
それはオリジナリティとして評価されるだけでなく、
自身がその演技をやる意味にもなってきます。
誰かの真似を舞台上でやるよりも、血反吐吐きながら生み出したオリジナルを発表することの方が
何倍も価値が高いと僕は思っていますし、それが90sec.の大会採点基準に反映されています。



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